脱毛症の治療には保険が効くものと効かないものがある

円形脱毛症の治療のひとつにナローバンドUVB療法というものがあります。ナローバンドUVB療法とは、UVB(中波長の紫外線)の中から有害な波長を取り除いて、非常に狭い波長(311〜313nm)の紫外線だけを脱毛部位に短時間照射する治療法です。

 

この治療法は副作用が比較的少なく、治療時間が短いのが特徴です。週に1回程度の照射で、初回は照射時間30秒程度、その後少しずつ照射時間は延ばしていきます。円形脱毛症だけでなく、尋常性乾癬、尋常性白斑、アトピー性皮膚炎等にも効果があると言われています。このナローバンドUVB療法は保険適用です。

 

また、局所免疫療法というものもあります。脱毛している部位に化学物質を塗り、軽いアレルギー性接触皮膚炎を起こさせて発毛を促す治療法です。これは日本皮膚科学会による円形脱毛症診療ガイドラインでも推奨されている治療法で、比較的有効率も高いのですが、どこの病院でもできるわけではありません。
また、日本では保険が適応されておらず自費診療になるのが難点です。

 

全頭髪が脱落してしまうタイプの円形脱毛症等ではウィッグ等いくつか必要になりますが、そういった費用も保険が適用されませんので高くつきます。すべての治療が保険で行えるようになる日がくると良いですね。